今日から6月、御衣も夏衣となります。

天台宗の僧階は13あり、それに応じて衣や袈裟の色が決められています。

比叡山の修行時代に、何も知らない同期の小僧さんが、山の模様の『遠山』(僧正以上でないと付けられない決まりあり!)の輪袈裟を付けてきて、指導員さんに呆れられ、叱られていたことがありました。

「人は平等なり!」と説く僧侶ですが、実は細かい決まり事があるのも僧侶の世界なのであります・・・・・。